ドキュメンタリー映画『ブックマン・マーク:行動の軌跡』上映会のご案内
誰もが取り残されない世界の実現に生涯を捧げた、ブックマン・マーク博士のドキュメンタリー映画『ブックマン・マーク:行動の軌跡』を上映いたします。本映画は昨年完成しておりましたが、日本語訳並びにバリアフリー化が不十分な状態でした。この度、日本語訳と日本語吹き替え・音声ガイドが完成し、完全バリアフリー版での上映となります。ぜひお誘いあわせの上ご来場ください。
主催:東京大学先端科学技術研究センター学際バリアフリー研究分野・福島研究室・マーク・ブックマン財団(MBF)
日時:2025年5月10日(土)13:00~16:00
(うち、映画上映は、13:10~14:40
映画上映後、関係者によるトークイベントを予定
会場:東京大学先端科学技術研究センター 3号館南棟1階 ENEOSホール。
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/access.html
https://ds.adm.u-tokyo.ac.jp/material/pdf/20120608144253.pdf
入場:無料
申し込み:不要
*ただしお席には限りがありますので、お早めにお越しください。
上映方法:日本語字幕、アプリ「UDCast」による日本語吹き替え及び音声ガイド
上映以外の情報保障:手話通訳・文字通訳
お問い合わせ:学際バリアフリー研究分野、大河内
E-Mail: event2025@bfr.jp
TEL: 03-5452-5060
FAX: 03-5452-5062
人物紹介:
本映画の主人公であるマーク・ブックマンさんは、1991年生まれの米国人の重度障害者です。
きわめて稀な難病のために、心臓や身体などにさまざまな障害があります。日本に強い関心があり、日本語の会話も読み書きも堪能です。そして、ペンシルヴェニア大学で、日本の障害者運動の歴史に関する研究で博士号を取得しました。
ブックマンさんは、2018年9月から先端研に交流研究員として所属し、熱心に研究にうちこみました。そして、2021年6月から本学のTokyo Collegeで特任研究員を務めていましたが、残念ながら、22年12月に急逝されました。
ブックマンさんはいつも、「行動への呼びかけは会話から始まる。テーブルを囲んで未来について語り合おう」と語っていました。
このドキュメンタリー『ブックマン・マーク:行動の軌跡』は、その「テーブル」への招待状です。